アパレルに不動産。異業種からの挑戦が、広告の現場で花開いた
Y.F
私は営業部門に所属し、BtoB企業を中心に常時3〜4案件を担当しています。クライアントが抱える広報課題を丁寧にヒアリングし、社内のメディア部門やクリエイティブチームと連携しながら、企画立案や提案、プレゼンを重ねています。普段の生活では接点のない業界のビジネスモデルや課題の構造にまで踏み込んで知ることができるのは、毎日広告社の営業ならではの醍醐味ですね。
R.T
私はコミュニケーション部門のクリエイティブチームでコピーライターを務めています。キャッチコピーやボディコピーに加え、企業の理念や姿勢を言語化するステートメント、ラジオCMの制作まで、言葉にまつわる領域を幅広く担当しています。テレビドラマのプロモーションの仕事では、作品の世界観に合わせた“おみくじ”のコピーを手がけたこともあります。
Y.F
担当されている仕事を見ていると、「コピーライター」という肩書きからは想像できないほど、守備範囲の広さに驚かされます。
R.T
やわらかいものから硬いものまで、言葉にまつわるいろんなボールが飛んできます(笑)。ただ、どんな案件でも共通しているのは、「生活者が言ってほしいこと」「クライアントが伝えたいこと」、そして「自分が届けたい表現」、この3つが重なる言葉を探し当てること。それが見つかった瞬間が、一番のやりがいです。
Y.F
もともとはアパレルの販売員から転職されたんですよね。対人経験が豊富だからか、クライアントへの説明がとても丁寧で、提案の場にも率先して同席してくださる。営業としてはとても心強い存在です。
R.T
依頼書に書かれた情報だけでなく、直接お会いして感じられる空気感も大事にしたいんです。前職では1枚のブラウスを販売するにも、何十分もかけてお客様のことを知ったうえで、言葉を尽くしておすすめしていました。そんな経験があるからこそ、自分の書いたコピーで本当に生活者の心を動かせているのか、常にシビアに向き合うようにしています。
Y.F
前職での経験が、そのまま今の強みになっていますね。
R.T
ただ、広告業界は未経験でしたから、転職活動では「畑違いの経歴では難しい」と言われたこともありました。そんな中、毎日広告社だけは、面接の場で社員の方々が前のめりになって話を聞いてくださって。「面接する側」と「応募者」という関係ではなく、「人」と「人」として向き合ってもらえた感覚があったんです。あの時感じた、目の前の相手にリスペクトを忘れないカルチャーへの感動は、入社してからも変わっていません。
Y.F
私の場合は、面接で「大規模でないからこそ、多様な経験ができる会社です」と言われたのが決め手でした。実際に入社してみると、想像以上にさまざまな仕事を任せてもらえましたね。前職は不動産会社でマンション販売を担当していたので、広告の知識はゼロからのスタートでしたが、先輩の現場へ同行させてもらいながら、クライアントの課題意識や広告づくりの基本を学んでいきました。
R.T
先輩から学ぶことは本当に多いですよね。私はコピーの師匠から教わった、ずっと大切にしている言葉があります。それは「チーム全員が『この案件に入れてよかった』と思える仕事を目指す」というものです。営業は営業の、クリエイティブはクリエイティブの専門領域に責任を持ち、それぞれがベストを追求し合う。社内には私たちのように異業種から転職してきたメンバーも多いですし、もちろん新卒で入社した方も活躍しています。異なる経験を持つ人材が集まるからこそ、一つの案件に向き合ったときに強いチームになれるのだと思います。
ぶつかり合った先で見つけた、チームとしての最適解
Y.F
現在、一緒に担当しているのが、ある業界団体の広告案件です。3年前に前任から引き継いで、営業・クリエイティブ・メディア・リサーチと、部門を横断したチームで取り組んでいます。相談があればすぐに声をかけますし、提案が通らなかったときも一緒に次の手を考えてもらっています。
R.T
笑顔で相談に来るときもあれば、少し困った表情で来るときもありますよね(笑)。でも、どんなときもこまめに共有してくれるから、認識のズレなく進めることができているし、アウトプットの精度を高めるうえでもとても助かっています。
Y.F
この案件で印象に残っているのは、自ら発案し、採用されたキャンペーンです。まだ粗削りだったアイデアをクリエイティブチームが表現として磨き上げてくれ、最終的に約5,000件の応募が集まりました。チームの力でそれだけの人を動かせたことで、クライアントにとっても生活者にとっても、物事をひとつ前に進められた案件だったと思います。
R.T
アイデアが出てから成果物として世の中に出るまでには、いくつものハードルがあります。チーム全員で実現性を高め、クライアントに納得いただくところまで伴走できたからこそ、かたちにすることができましたね。
Y.F
別の案件では、意見がぶつかった場面もありました。クライアントのご要望をそのまま表現に反映しようとしたとき、クリエイティブチームから「受け手に誤った情報として伝わるおそれがある」と指摘を受けたことを覚えています。正直なところ、私はそのリスクの大きさを十分イメージできていませんでした。それ以上にクライアントの要望に寄り添いたい気持ちが強く、電話で30分ほど議論しましたよね。
R.T
あれは、クライアントへの責任感を本気で背負っているからこその粘りだったと思います。ただ、私にも、クライアントが世の中に送り出すものの品質を守る責任がありました。お互い譲れない部分を率直にぶつけ合ったからこそ、調査設計の担当やクリエイティブディレクターの知見も加わり、要望を満たしながらリスクも低減する“第3の案”に着地できたんだと思います。どちらか一方の視点だけではたどり着けなかった答えでした。
Y.F
あの経験を経て、一人で抱え込まずチームへ共有することの重要性を、身をもって学びました。
R.T
毎日広告社は大きな組織ではない分、お互いの領域に踏み込む場面も少なくありません。営業がクリエイティブに踏み込むこともあれば、クリエイティブが営業の視点を持って提案に同席することもある。“誰のものでもないボール”を、みんなで拾いに行くカルチャーが根づいているんです。
声を上げれば任せてもらえる、だから次の一歩が描ける
Y.F
毎日広告社のどのような点に、働きやすさを感じていますか?
R.T
私は今、時短勤務と出社・リモートを組み合わせながら、子育てと仕事を両立しています。こうした制度もありがたいですが、それ以上に心強いのは、「挑戦したい」という気持ちの味方でいてくれる会社の姿勢ですね。社員が悩んでいるときには、その解決策を一緒に考えてくれる柔軟な風土があるので、これから先の変化にも前向きに向き合っていけると感じています。
Y.F
私は、やりたいことに主体性を持って取り組める環境があることに魅力を感じています。私自身、入社4年目のときに自ら新規営業を行い、開拓したクライアントと信頼関係を築く中で、企業の顔であるロゴの開発まで任せてもらうことができました。転職前にはまったく想像しなかった展開でしたが(笑)、「やってみたい」と声を上げれば、任せてもらえる。その経験が、次の挑戦への自信につながっています。
R.T
同感です。私は今後、クリエイティブディレクターとしてコミュニケーション全体のディレクションを担える立場に挑戦したいと思っています。子育てをしながらその役職に就いた前例は、社内にはまだありません。だからこそ、自分がその道を拓いていきたいですね。
Y.F
私はまず営業としての専門性をさらに高め、ゆくゆくは後輩の育成にも貢献できる存在になりたいです。前職は一人で完結する仕事が中心で、成果も個人単位で評価される環境でしたが、毎日広告社に入って大きく変わったのは、「一人で抱え込まなくていい」ということでした。「新しいクライアントを一緒に開拓しよう」「この領域をもっと広げていこう」と相談しながら前に進められる。誰かと力を合わせて働くことの楽しさと大切さを、ここで知りました。
R.T
お互いの専門領域に敬意を持ちながら、必要なときには遠慮なく踏み込み合える。そんな風通しのいい関係性があるからこそ、一人ではたどり着けないところまで仕事を届けられるのだと思います。誰かの毎日をひとつ前へ動かしたい。そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に働けたらうれしいです。